飛騨産業(キツツキマーク)の家具は、古くても高く売れます。「何十年も前のものだから値段なんてつかない」と思われがちですが、廃番になったPROVINCIALシリーズや希少なテーブルは、古いほど高い査定が出ることも珍しくありません。私たちウレルヤでも、PROVINCIALの拡張式ゲートレッグテーブルを11万円、ラウンドテーブルを7万円で買い取らせていただいた実例があります。
愛知・静岡で累計5,000件以上を見てきた査定士が、キツツキマークの見方から、あなたの家具の価値、売るのに一番いいタイミングまでお伝えします。キツツキは古くても高く売れる。知らない人ほど、そのまま処分してしまうんです。
目次
飛騨産業の買取相場はいくら?シリーズ・年代別の実額

飛騨産業の買取額は、シリーズと製造された年代で大きく変わります。私たちウレルヤの実例では、廃番のPROVINCIALシリーズのテーブルで7万〜11万円、アームチェアで3万〜5.5万円の買取額がつきました。家具は家電と違い、古いことがそのままマイナスにはなりません。むしろ廃番や希少なシリーズほど、高い査定が出やすい傾向があります。
実際にウレルヤで買い取った飛騨産業の家具を、シリーズ・状態別にまとめました。
| シリーズ/モデル | 年代の手がかり | 状態 | 買取額 |
| PROVINCIAL ゲートレッグ(拡張式)テーブル | 廃番クラシック・希少 | 良 | 11万円 |
| PROVINCIAL ラウンドテーブル Φ150(ホワイトオーク無垢) | 廃番クラシック | 良 | 7万円 |
| PROVINCIAL スモーカーズボウ アームチェア | 検査証P16(旧個体の証) | やや難 | 5.5万円 |
| CRESCENT アームチェア(板座) | HIDAシール(現行寄り) | 良 | 4万円 |
| PROVINCIAL P34 ウィンザー(ウイカム)チェア | 検査証P34(旧個体の証) | 美品 | 3万円 |
表のとおり、買取額が一番高かったのは廃番のPROVINCIALゲートレッグテーブルで11万円。ラウンドテーブルが7万円と続きます。チェア類は3万〜5.5万円の幅でした。注目してほしいのは、やや難ありのスモーカーズボウ アームチェアでも5.5万円がついている点です。状態が完璧でなくても、廃番の希少なシリーズなら値が落ちにくいんです。
ここで一つ、大型家具ならではの目安をお伝えします。テーブルやダイニングセットのような大きな家具の買取額は、中古市場での取引価格のおよそ30〜50%が目安です。運び出しや運搬にコストがかかるため、小物よりは差し引かれます。ただし廃番・希少シリーズは欲しい人が多く、需要しだいでこの目安を上回ることもあります。
累計5,000件以上の買取を見てきて感じるのは、飛騨産業は「相場表だけ」では値段が読みにくいブランドだということ。同じテーブルでも、シリーズと年代と状態の組み合わせで査定が動きます。だからこそ、実物を見て判断する査定が向いています。
大型のダイニングテーブルそのものの相場や高く売るコツは、ダイニングテーブルの買取相場と高く売るコツで詳しくまとめています。飛騨産業以外のテーブルも検討している方はあわせてどうぞ。
キツツキマークの価値とは?本物の証と年代の目印
キツツキマークは、飛騨産業の家具が本物である証であり、製造年代を読み取る目印にもなります。このマークは1952年から使われ始め、2021年10月に企業ロゴが「HIDA」へ刷新されました。そのため、マークの有無やラベルの様式を見れば、その家具がいつ頃つくられたものか、おおよその見当がつきます。
まず確認してほしいのが、家具のどこを見るか。チェアなら座面の底面、テーブルなら天板の裏にラベルが貼られていることがほとんどです。ここに本物と年代のヒントが詰まっています。
ラベルは大きく2種類あります。古い個体には紙の「検査証」が貼られていて、品番が「P○○」のように記され、手押しの検印朱印が押されています。社名が「飛騨産業株式会社」とフル表記されているのも、旧い個体の特徴です。
一方、現行寄りの個体には「HIDAシール」が貼られています。Item型番が「SG261A」のように記され、「Since 1920」「Made in Japan」「Inspection certificate」といった英字表記が並びます。
飛騨産業の公式情報でも、キツツキマークは1952年から長く同社のシンボルとして使われてきたことが確認できます(参考:飛騨産業公式サイト 企業ロゴの沿革)。2021年10月のロゴ刷新後は、売り場のチェアにキツツキマークが付かなくなりました。つまり、商品にキツツキマークが残っているかどうかが、年代を見分ける一つの軸になります。
ただし、注意点が一つ。ラベルに製造管理番号らしき数字があっても、その数字から「何年製」と一台ずつ断定することはできません。あくまで製造の管理番号で、年表記とは限らないからです。年代は、①キツツキマークかHIDAロゴか、②検査証かHIDAシールか、③廃番か現行か、この3つを合わせて判断します。
同じように旧いロゴやラベルから年代を読むブランドは、飛騨産業だけではありません。天童木工の家具で高額査定が出やすい年代の見分け方も、国産銘木家具の年代判定の参考になります。
古い飛騨産業ほど高い?値段がつくシリーズ・つきにくいもの
廃番になったクラシックライン(PROVINCIALなど)やロングセラーのシリーズは、古くても高く売れます。一方で、量産された普及モデルや、無垢材に大きな割れ・反り・強い日焼けがある個体は、値がつきにくいのが実際のところです。古さそのものより、どのシリーズで、どんな状態かが査定額を分けます。
値がつきやすいのは、まず廃番のPROVINCIAL。テーブルもチェアも、欲しい人が探している希少なシリーズです。次にロングセラー。1969年から続く「穂高」や、2001年からの「森のことば」が代表的です。森のことばは木の節をあえて活かす仕様で、節があるからといって難あり品ではありません。むしろそれが持ち味として評価されます。

逆に値がつきにくいのは、型番がわからない普及品、無垢材の深い割れや反り、強い日焼けやカビが出てしまった個体です。とくに無垢のテーブル天板は、表面の小傷なら磨き直せても、深く割れていたり大きく反っていたりすると、再販に向きません。
ただ、状態が完璧でなくても諦めないでほしいんです。先ほどの表にあったスモーカーズボウのアームチェアは、座面にやや難があっても5.5万円がつきました。査定額を見たお客様が一瞬黙ったあと、「正直、二束三文だと思ってた」とこぼされたのを覚えています。廃番で希少なものは、多少の難があっても値が残ります。
国産の銘木ブランドが時間とともにヴィンテージとして評価される流れは、マルニ木工のHIROSHIMAチェアの中古相場でも同じ傾向が見られます。飛騨産業と迷っている方の参考になるはずです。
飛騨産業を売却するベストタイミングはいつ?

飛騨産業を売るなら、6月から翌1月の閑散期で、しかも状態が良いうちが有利です。意外に思われるかもしれませんが、引越しが集中する1〜3月は売り手が一気に増え、買取業者の手元に同じような家具が集まる供給過多の時期にあたります。供給が増えれば、査定額は下がりやすくなります。逆に、手放す人が減る6月〜翌1月は需要が上回り、値が上がりやすいんです。
「引越しシーズンは高く売れる」と思っている方が多いのですが、これは買い手の目線が抜けた誤解です。値段を決めるのは買い取る側。同じ家具が一斉に集まる時期は、在庫が余って査定が渋くなります。だから、引越しピークを少し外して動くほうが得をしやすいわけです。
もう一つ、時期と同じくらい大事なのが状態です。無垢材の家具は、割れ・反り・日焼けが時間とともに進みます。日当たりのいい場所に置きっぱなしだった天板が、数年で色が抜けてしまうこともめずらしくありません。「いつか売ろう」と置いておくほど、状態の面では不利になりがちです。迷っているなら、早めに査定に出すほうが安心できます。
買い替え、ご実家の相続、生前整理。飛騨産業を手放すきっかけは人それぞれです。ただ、共通して言えるのは「古いから」と判断して処分してしまう前に、一度価値を確かめてほしいということ。キツツキは古くても高く売れる。知らないまま捨ててしまうのが、いちばんもったいないんです。
飛騨産業を高く売るコツと売る前の準備

飛騨産業を高く売るコツは、①キツツキマーク・シールを確認する、②柔らかい布で軽く清掃する、③保証書や説明書などの付属品を揃える、④大型はまとめて売る、の4つです。とくにマークとラベルの確認は、製造年代の裏づけになり、査定額に直接ひびきます。
まず、座面の底面や天板裏のラベルを写真に撮っておきましょう。キツツキマークなのかHIDAシールなのか、検査証が残っているかどうか。これがわかるだけで、査定がぐっとスムーズになります。問い合わせの段階で写真を送ってもらえると、私たちもおおよその見当をつけやすくなります。
清掃は、固く絞った柔らかい布でホコリを拭く程度で十分です。
気をつけてほしいのが洗剤です。飛騨産業の家具は無垢材が多く、市販の洗剤やアルコール、研磨剤を使うと表面を傷めてしまいます。かえって査定が下がる原因になりかねないので、避けてください。
付属品も揃えておくと有利です。保証書、取扱説明書、購入時の納品書など。飛騨産業には10年保証の制度があり、保証書が残っていると本物・購入時期の裏づけになります。
そして大型家具で一番効くのが、まとめて売ることです。ゲートレッグテーブルやラウンドテーブル、ダイニングセットを単品で出張買取に出すと、運び出しと運搬のコストが買取額を圧迫し、値がつきにくくなります。ソファやタンス、家電など、ほかに手放したいものとまとめて出張買取に出すほうが、トータルの買取額は上がりやすいんです。
どこに売れば高い?ウレルヤの買取対応

飛騨産業を高く売るなら、キツツキマークや検査証で本物と年代を見極められる業者の出張買取が有利です。一律の値付けをする店では、廃番や古い個体の価値が査定に反映されにくいもの。見極められる業者なら、廃番品を正当に評価したうえで、大型家具の運び出しまで一括で任せられます。
ウレルヤでは、キツツキマーク・飛騨産業シール・検査証を確認し、本物かどうかと年代を見極めてから査定します。だから、廃番のPROVINCIALや古い個体でも「古いから」と一律に減額することはしません。実際、検査証付きの旧いウィンザーチェアを美品状態で3万円、廃番のゲートレッグテーブルを11万円で買い取った実績があります。
私たちが大事にしているのは「買取ファースト」の考え方です。捨てればお金を払って処分することになるものでも、まず査定する。売れるものは売り、値段がつかないものだけ処分に回す。この順番だけで、手元に残るお金は変わってきます。買取は古物商の領分で、ウレルヤは古物商許可を持つ専門店です。
さらに、買取と処分、大型家具の運び出しまでを一括で対応できるのも強みです。飛騨産業の大きなダイニングセットを「売れるものは買取、残りは処分」と一度にまとめられます。愛知県・静岡県では産業廃棄物の収集運搬の許可も取得しているため、買取と片付けを別々の業者に頼む手間がありません。
業者選びや買取の進め方そのものに不安がある方は、不用品買取の進め方と業者の選び方で全体像をまとめています。はじめて出張買取を使う方は、先に読んでおくと安心です。
愛知・静岡で飛騨産業を売るなら
ウレルヤは愛知県全域・静岡県全域に出張買取で対応しています。飛騨産業は古いお家からよく出てくるブランドで、私たちも中部圏で数多く見てきました。大型のテーブルやダイニングセットも、運び出しまで一括で承ります。
岐阜・高山のお膝元に近い中部圏は、もともと飛騨産業の家具が多く流通してきた地域です。愛知県内のご実家を片付けていると、押し入れの奥や使っていない和室から、キツツキマークの椅子やテーブルが出てくることがよくあります。「ただの古い椅子」と思われていたものが、廃番のPROVINCIALだった、というケースも一度や二度ではありません。
出張買取なら、重いテーブルやセット物を運び出す必要はありません。査定から搬出まで、私たちが責任を持って対応します。階段や玄関の幅で運び出せるか不安な場合も、事前に写真を見せていただければ、搬出経路の見当をつけたうえでおうかがいします。
よくある質問

古い飛騨産業(キツツキ)でも売れますか?
売れます。キツツキは古くても高く売れるブランドで、廃番のPROVINCIALシリーズなどは高額査定が出やすいです。古いからと処分する前に、一度査定をおすすめします。
キツツキマークがあると本物ですか?年代も分かりますか?
キツツキマークは1952年から使われた本物の証です。2021年10月にHIDAロゴへ刷新されたため、マークの有無やラベルの様式から、製造年代の目安が分かります。
飛騨産業はいくらで売れますか?
シリーズと状態で変わります。廃番PROVINCIALの拡張式ゲートレッグテーブルで11万円、ラウンドテーブルで7万円の買取実例があります。チェア類は3万〜5.5万円が目安です。
売るのにベストなタイミングはいつですか?
6月〜翌1月の閑散期が上がりやすい傾向です。引越しピークの1〜3月は売り手が増えて供給過多になり下がりやすいため、状態が良いうちの早めの売却もおすすめします。
大型のテーブルやダイニングセットでも出張で売れますか?
対応できます。大型は単品だと運搬コストで値がつきにくいため、ほかの家具とまとめての出張買取がおすすめです。搬出まで査定士が一括で承ります。
愛知県・静岡県以外でも対応していますか?
ウレルヤは愛知県全域・静岡県全域に出張買取で対応しています。大型の飛騨産業家具も、運び出しまで一括で承ります。
まとめ
飛騨産業(キツツキ)は、古いことが弱みにならない数少ない家具ブランドです。廃番のPROVINCIALシリーズは、テーブルで7万〜11万円、チェアで3万〜5.5万円といった買取額がつき、やや難ありでも値が残ります。
まず座面の底面や天板裏を見て、キツツキマークか検査証が残っているかを確認してみてください。1952年から2021年10月まで使われたマークは、本物と年代の手がかりになります。
売り時は、引越しが集中する1〜3月を少し外した6月〜翌1月の閑散期、そして状態が良いうち。無垢材は割れや日焼けが進む前のほうが有利です。大型のテーブルやダイニングセットは、単品より、ほかの家具とまとめて出張買取に出すほうが手元に残る金額は大きくなります。 「古いから」と判断して捨ててしまう前に、キツツキマークを見極められる業者に一度査定を頼んでみる。それだけで、結果は大きく変わります。
飛騨産業の家具、捨てる前にまず査定を
「こんな古い椅子に値段がつくなんて」というお声を、私たちは何度もいただいてきました。キツツキマークの飛騨産業は、古くても高く売れます。お電話いただければ、その場でおおよその見当をお伝えできます。写真を送るだけのLINE査定も便利です。査定だけでももちろん大丈夫。愛知県・静岡県なら、大型家具の運び出しまで一括で承ります。
電話:0120-014-666(9:00〜19:00・年中無休)
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