愛知県でエアコンの処分は、通常の粗大ゴミのように処分できないのでとても悩みますよね。
エアコンを処分するときは、ご自身で処分方法を探さなければならない他に、エアコン取り外し工事費+収集運搬料+リサイクル料の3つの料金が必要になります。
そこで今回は、エアコンの処分を検討されている方へ役立つ以下の内容を紹介していきます!
- エアコンを処分する4つの方法は?メリット・デメリット・処分費用の相場
- エアコンを処分するときに必要になる3つの費用と注意点
- エアコンは売れる!処分する前にチェックしたい6つのポイント
- エアコンの買取相場
- ウレルヤのエアコンの取り外し回収サービス
- ウレルヤにエアコンを売るメリット
「エアコンを処分しようかな?」と考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
エアコンはリサイクルが必要な家電製品として法律で定められているので、自治体の粗大ごみ収集は基本的には利用できません。
そのためご自身で処分する方法を探す必要があります。
ここからは、古いエアコンを処分する4つの方法を、それぞれのメリット・デメリットの他に、処分費用についても紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。
1.買い替え時に家電量販店の引き取りサービスを利用する
エアコンを買い替えるときに、古いエアコンを処分する場合は家電量販店の引き取りサービスを利用するとスムーズです。
例えば、エディオンの場合は新規購入商品の取り付けと同時にエアコン外しの工事は6,600円(税込)〜で対応してくれます。
また取り外したエアコンは大きさの区分なく一律990円のリサイクル料に加えて、1,100円〜の収集・運搬料金が必要になります。
そのため、取り外し工事費6,600円〜+リサイクル料990円+収集・運搬費1,100円〜=8,690円〜/1台の費用が最低でも必要になります。
家電量販店のサービスを利用してエアコンを処分する場合、古いエアコンの取り外し工事と新しいエアコンの取り付け工事は同時進行で行われるのでとてもスムーズです。
工事終了後にそのまま古いエアコンを回収してもらえるので、一度の手間でキレイに古いエアコンを処分できるというメリットがあります。
しかし一方で、取り外し工事のみの依頼や、古いエアコンの回収・運搬・処分の依頼のみだと費用が高くなるので注意が必要です。
【参照】施工サービス|エディオン
【参照】家電リサイクル|エディオン
2.処分・取り外しを別で行って自分で処分事業者に運ぶ
電気設備工事業者に依頼して、古いエアコンの取り外しのみを行ってもらい、自分で処分場まで持っていく方法です。
家電リサイクル券センターが定めているリサイクル料はこのケースでも、メーカーや機種によって異なりますが、室外機・内機合わせて900〜2,000円です。(2023年4月時点)
処分するエアコンの運搬をご自身で行うことで収集・運搬料を節約できます。
一般家庭向けのエアコン内機は約10〜15kg前後のものが多いので、頑張ればご自身で車に積み込むことができそうです。
しかし問題なのが、エアコン室外機です。
エアコン室外機は、一般家庭向けモデルのものでも約35〜50kgと幅が広く、どちらにしてもとても重たくなっています。
搬出の際に室外機をトランクに積み込む際に持ち上げるのも一苦労ですし、男手が複数ないとなかなか難しいのであまり現実的ではありません…。
もし人数が足りていて自分で持込できる場合は、家電リサイクル券センターが全国に指定取引所を設けているので最寄りの取引所まで持ち込むことで処分できます。
このときの注意点として、事前に郵便局でリサイクルの手続きを済ませておき、発行された家電リサイクル券を忘れずに持っていきましょう。
【参照】家電リサイクル料金|一般財団法人 家電製品協会 家電リサイクル券センター
3.不用品回収業者に依頼して処分する
不用品回収業者は幅広い不用品の処分に対応してくれる他に、業者によってはエアコンの取り外しと回収・処分を一貫して行ってくれる場合もあります。
スタッフがエアコンを設置しているお部屋まで訪問して取り外し工事を行い、取り外したあとはそのままスタッフがトラックに積み込んで回収してくれるのでとても便利。
また他にも処分したいものがあれば、まとめて回収してもらえるというのも大きなメリットですね。
気になる費用は、軽トラック満杯の不用品を処分して約10,000円〜が相場です。
この料金に、階段が多い、トラックの停車位置から作業現場が離れている、取り外し工事、家電リサイクルなどさまざまな工程が必要になれば料金が加算されます。
詳細な料金を事前に把握しておくことが大切なので、事前に訪問見積もりを利用してどのくらい費用がかかるのか直接見てもらい見積書を出してもらいましょう。
また、製造後5年以内のエアコンであれば買取してもらうことも可能です。
買取になった際、不用品回収業者は現金で支払えないので処分費用と相殺することで支払います。
そのため現金で買取金額を受け取りたい方は注意が必要です。
4.買取専門店を利用して売る
買取専門店のなかでも、当店のように幅広いサービスを提供している店舗では、買取の他にエアコンの取り外し工事と回収・処分を一貫して対応することができます。
当店では年式が古いエアコンでも、取り外しと回収を無料で行っております。
取り付け方法や設置場所によって異なりますが、2台以上の同時回収であれば年式を問わずに無料回収が可能。
もちろん買取にも対応しております。
買取専門店は買取が成立した場合に現金でお支払いができるので、新しいエアコンの購入費用に充てることもできます。
しかしこれは当店の場合で、買取のみ対応の店舗もあれば、取り外し工事や収集・運搬・処分は別途費用が必要というケースも多いので、さまざまな店舗のサービスと必要になる料金を比較してみましょう。
エアコン無料回収の場合は必ず公式LINEよりエアコン無料回収の件で連絡したとお伝えください。 上記以外の方法の場合はお受け出来かねます。
エアコンを処分するのに必要な3つの費用と注意点
エアコンは普通のごみとして扱えないので、処分費用がかかる他に注意点もあります。
ここからは、エアコンを処分するときにかかる「取り外し工事費」「収集運搬費用」「メーカー別のリサイクル料」の費用相場と、注意点を解説していきます。
取り外し工事費用の相場
古いエアコンを処分する際は、プロによる取り外し工事が必要です。
「エアコンの取り外しは自分でできそう」と思っても、内機の取り外しを素人が行うと本体の損傷や壁・壁紙を傷つける恐れがあります。
また室外機の取り外しでは、配管の内部に溜まっているガスに空気が加わり破裂などの大事故のリスクが高いので、素人が自分で取り外してはいけません。
さらにエアコンの買取を検討している方は、自分でエアコンを取り外すことで破損や故障を引き起こせば買取不可になるので、必ずプロに依頼して取り外してもらいましょう。
取り外し工事にかかる費用の相場は、5,000〜7,000円前後/1台が相場です。
エアコンの買い替えと同時に取り外し工事を家電量販店に依頼すれば、工事費が少し安くなる場合があります。
また、エアコンの設置環境によっては、ご紹介した工事費の相場を超えることもあるので、事前に見積りを依頼しておくと安心です。
収集・運搬費用
エアコンを取り外したら、エアコンを処分場まで運ぶ必要があります。
エアコンの収集運搬費用は店舗によって料金が大きく異なりますが、経済産業省の調査によると以下の料金相場となっています。
買い替え時 | 回収のみ | |
家電量販店 | 100〜1,050円(平均656円) | 500〜4,200円(平均2,438円) |
地域の小売店 | 0〜42,000円(平均2,464円) | 0〜15,000円(平均2,922円) |
【参考】家電リサイクル法の収集・運搬料金に関する実態調査|経済産業省
平均金額でみると家電量販店に依頼した方が収集運搬費が安く、地域の小売店のほうが高いということがわかります。
また買い替えと同時に古いエアコンの収集運搬なのか、回収のみなのかによっても料金が変動するので、こちらも事前に見積もりをとっておくと安心です。
エアコン処分費用の相場
前述したように、エアコンは家電リサイクル法でリサイクルが必要な家電製品と定められているので、さらにリサイクル料が必要です。
家電リサイクル法で定められているエアコンは家庭用機器が対象で、主に以下のエアコンが対象です。
- 壁掛形セパレートエアコン
- 壁掛形ガスヒーターエアコン
- 壁掛形ハイブリッドエアコン(石油、ガス、電機併用エアコンなど)
- マルチエアコン
- 床置き形セパレートエアコン
- 床置き形ハイブリッドエアコン(石油、ガス、電機併用エアコンなど)
- ウィンド形エアコン
上記のエアコンをリサイクルする際に、同封されているリモンや工事部品、取り付け金具も一緒に引き取りしてくれます。
気になるリサイクル料はメーカーによって異なりますが、国内主流のエアコンメーカーであれば以下のリサイクル料が必要です。
リサイクル料(税込) 室外機+内機の合算 | |
ダイキン工業 | 990円 |
パナソニック | 990円 |
日立 | 990円 |
三菱重工 | 990円 |
シャープ | 990円 |
一般財団法人 家電製品協会が2024年4月に発行した「4月版 リサイクル料金一覧表」で、各メーカーのリサイクル料が掲載されているので確認してみましょう。
電気工事事業者はエアコンの運搬ができないので注意!
エアコンを処分するとき、そのエアコンが「ごみ」なのか、「買取品」なのかによって収集運搬方法が大きく変わってきます。
「ごみ」としてエアコンを処分する場合は「一般廃棄物収集運搬業許可」、あるいは一定の条件を全て満たすことで「産業廃棄物収集運搬業許可」でも収集運搬が可能になります。
一般廃棄物・産業廃棄物収集運搬業許可とは、簡単に説明すると都道府県や自治体から「一般家庭(事業所)からごみを集めて、さらに運んでも良いですよ」というお許しを得ているということです。
この“お許し“は法律で定められていて、無許可で収集運搬をしてしまうと罰せられてしまいます。
さてここで問題になるのが、エアコンの取り外し工事を行う電気工事業の方が、一般廃棄物収集運搬業許可、あるいは産業廃棄物収集運搬業許可を得ているかどうかです。
家電量販店の場合は、電気工事業登録+産業廃棄物収集運搬業許可の両方の登録・許可の取得を条件として契約していることが多いので問題ありません。
しかしご自身で地域の電気屋さんに相談してエアコンの取り外し工事を依頼した場合は、収集運搬には対応できないことがあるので事前に確認しておきましょう。
エアコンは売れる!処分する前にチェックしたい6つのポイント
エアコンの処分にはなにかとお金がかかりますが、買取してもらうとなると話は別です。
エアコンの買取が成立すれば、取り外し工事費や収集運搬費用が無料になる他に、リサイクル料もかからないので、お得にエアコンを処分することができます。
ここからはエアコンを買取してほしい!と思ったときにチェックしたい6つのポイントを解説していきます。
1.製造後5年以内のエアコン
エアコンに限らず、家電製品は製造から5年以内のモデルが買取対象になることがほとんどです。
なぜ5年以内なのかというと、メーカーが部品を製造・保管している期限がおおよそ5年間なので、もし故障や劣化などがあっても修理して再販することができるからです。
しかし5年を経過して10年を過ぎると、メーカーが部品の製造をしなくなる他に、保管もしなくなっていることが多いので修理することができません。
また買取専門店によっては10年以内であれば買取してくれる場合がありますが、10年するとエアコンの性能は大きく変わってくるので高額買取は期待できません…。
エアコンが何年に製造されたかを確認するには、エアコン内機の吹き出し口下側に、メーカー名や型式が記載されたシールが貼ってあるので探してみましょう。
シールの中に、メーカー名の横や【製造】の欄に製造年が記載されています。
また、モデルによっては室外機の横に貼ってあるシールにも製造年が記載されていることがあります。
2.日本のメーカーのエアコン
最近では、国内メーカーよりも安くい海外製のエアコンを家電量販店でよく見かけるようになりました。
しかし、高額買取が期待できるのは日本の主要メーカーのエアコンです。
シャープや東芝などの日本主要メーカーのエアコンは、高性能なので新品で買うと価格もかなりします。
そのため「中古でも良いから国産のエアコンが欲しい!」という需要が高いので、国内主要メーカーのエアコンのほうが高額買取が期待できるというわけです。
3.喫煙者・ペットがいないご自宅のエアコン
エアコンに限らず、ニオイは買取金額を大幅に下げてしまう原因になります。
特にたばこやペットのニオイが付着したエアコンは、別途分解洗浄でニオイを徹底的に取り除かないと再販できないので買取金額が必然的に下がります。
4.付属品がすべて揃っている
エアコンに限りませんが、付属品を全てそろえてから買取査定を受けるのは必須です。
エアコンの場合は取扱い説明書や保証書、リモコン、取り付け部品なども全てそろえてから査定を受けましょう。
保証書は期限内であれば、より高額買取が期待できます。
5.メンテナンスをしている
エアコンは普段からこまめにメンテナンスをしておくことで、キレイな状態を長く保つことができます。
2週〜1か月に1回はフィルアーのほこりを取り除き、水洗いを行う他に、長くとも3年に1回は専門業者によるエアコンクリーニングを受けておきましょう。