使わなくなったミシンをそのまま物置にしまったり、部屋のインテリアとして使っていたりしませんか。
また新しいミシンを買ったときや引っ越しのときなどに、古いミシンを処分したいときもあるでしょう。
ミシンが不要になったときにはすぐに買取に出すのがおすすめです。
この記事ではミシンをすぐに買い取ってもらうべき理由と、ミシンの買取相場をまとめました。
ミシンの買取業者の選び方も詳しく解説するので、お得に売るための参考にしてみてください。
ミシンは使わなくなったら早めに出張買取に出した方がお得です。
買い換えたときや邪魔になってしまったときにはすぐに買取業者に相談しましょう。
ここでは、早めに買取に出した方が良い理由を解説していきます。
製造年月日からの経過期間で買取価格が変わるから
ミシンは、製造年月日から経過した期間で買取相場が大きく変動するからです。
ジャノメやブラザーなどのミシンのブランドメーカーでは、新しいミシンを開発して製造販売しています。
そして型落ちになって古くなると、ミシンの買取相場が下がります。
買取査定のときにはミシンの製造年をチェックして、何年前に製造されたものかを確認するのが一般的です。
同じ機種で状態がほとんど変わらないミシンでも、製造年が古いと買取価格が下がります。
一日の違いで買取価格が変わることはあまりありませんが、年や月が変わると機械的に査定価格を下げる業者もあるので注意しましょう。
経年劣化で価値が低下するから
ミシンは状態によって買取価格が変わります。
ミシンが古くなると経年劣化が起こるので、単純に年式の古さだけでなく機能面でも価値が低下してしまって買取価格が下がります。
ミシンを使用していると部品の摩耗などによる劣化が進みますが、使用していなくても金属部品の錆びが発生したり、プラスチック部分が日焼けしたりして劣化するリスクがあります。
使わないと決まった時点でミシンを買取に出した方が、状態良好と判断してもらえる可能性が高くなります。
スペースが広くなるから
ミシンは、卓上サイズの小型の製品から業務用の大型の製品までたくさんあります。
小型のミシンでも意外とスペースを取るので、処分してしまえばお部屋のスペースを有効活用できます。
ミシンの処分と合わせて、他にもいらないものがあったらまとめて買取に出して断捨離をするのもおすすめです。
ミシンの買取相場
さて、ミシンはどのくらいの買取価格になるのでしょうか。
ここでは家庭用と業務用に分けて買取相場を紹介します。
家庭用ミシンの買取相場
家庭用ミシンの買取相場は、1,000円~70,000円程度です。
ジャノメやブラザー、ジューキなどの有名ブランドで最新の高性能モデルであれば、数万円の査定になる場合が多いでしょう。
アンティークミシンの場は、デザインや希少性による付加価値があるため、人気のあるモデルでは10万円くらいの買取価格になっている場合もあります。
業務用ミシンの買取相場
業務用ミシンの買取相場は20,000円~150,000円程度です。
業務用ミシンの買取ではジャノメやブラザーだけでなく、ヤマトミシンや三菱、イプロスやペガサスなどのブランドも人気です。
革製品にも使える高性能な業務用ミシンは高価買取が進められている傾向があり、状態が良好であれば4万円~が相場感になっています。
業務用ミシンの場合、まとめて複数台を売ることにより査定価格が上がることもあります。
ミシンの買取価格に影響する要因
ミシンの買取価格は、業者による査定を受けて提示してもらいますが、買取価格はどのようにして計算されているのでしょうか。
ミシンの買取価格に影響する要因は元値、種類、人気、状態です。
それぞれの項目について詳細を見ていきましょう。
ミシンの元値
ミシンは新品で販売されていたときの価格を基にして買取価格を計算します。
買取業者は、買い取ったミシンを中古品として再販することで利益を得るビジネスをしています。
アンティークとしての価値がなければ、元値より高く販売することに意味はありません。
つまり、ハイエンドモデルなどの元値が高いミシンほど買取価格は高くなります。
元値が5,000円くらいのミシンの場合は値段が付かなかったり、数百円の買取価格になったりすることもあります。
ミシンの種類
ミシンは種類によって需要が異なり、中古品として買取業者が販売したときの売れ行きが異なります。
買取希望の中古ミシンが、売れやすい種類だと高値が付きやすくなります。
ミシンの種類として主なものを挙げると、以下の5種類があります。
- 電動ミシン
- 電子ミシン
- ロックミシン
- コンピューターミシン
- アンティークミシン
最新技術を取り入れているコンピューターミシンや電子ミシン、ニット素材などにも使えるロックミシンは元値が高いので中古品の需要が高く、買取相場も高めになっています。
一般的な電動ミシンも家庭用で高需要のケースが多く、価格帯は低めながら買い取ってもらいやすい傾向があります。
アンティークミシンはコレクターなど、こだわりのあるユーザーがいるので高価買取をしていることが多く、資産として持つ価値もあるミシンです。
ただ、ミシンは時代と共に新しいミシンに凌駕されてしまい、人気が廃れるリスクがあります。
早めに買取に出して、人気があるうちに処分するのがおすすめです。
メーカーや機種の人気
ミシンの買取では、メーカーや機種の人気によって価格が大きく左右されます。
買取業者が中古品で販売したときに、すぐに売れる人気機種は高い査定価格になるので魅力的です。
しかし、ほとんど知られていないメーカーのミシンでは買い手が見つかりにくいため、買取業者が在庫リスクを抱えることになります。
最終的に売れなくて破棄しなければならないことも考慮して、人気がないミシンは査定価格が低くなるのが一般的です。
有名ブランドや話題になった機種なら多少古くても高価買取をしていることがあるので、まずは査定を受けてみましょう。
ミシンの状態
基本的にミシンは状態が良くないと高く売れません。
ジャンクでも買取をしている業者もありますが、見た目も動作も良好でないと買い取っていない業者もあります。
多少古くても快適に稼働していて見た目も劣化している様子がないミシンの方が、不具合や色褪せをしているミシンよりは高価買取をしてもらえる可能性があります。
機能だけでなく見た目も影響があるので、ミシンの買取のときには手入れをしてきれいにしてから査定を受けた方が良いでしょう。
ミシンの買取業者の選び方
ミシンをなるべく高く買い取ってもらうときには、業者選びが重要です。
ここではミシンを買取に出すときの業者のチェックポイントを解説します。
家庭用・業務用の取り扱い範囲に注意する
ミシンは家庭用・業務用で買い手が異なります。
買取業者は再販によって利益を得ているので、顧客層が個人か業者かによって売れ行きが違い、査定価格にも影響するので注意しましょう。
買取業者の中には個人も業者も顧客にしていて、広く販売できる販路を持っているところもあります。
しかし、個人の一般消費者のみ、業者のみをターゲットにしている場合もあるので注意が必要です。
ミシンは家庭用と業務用で性能の違いが大きいため、どちらをターゲットにしている買取業者かを選定して候補を決めることが大切です。
希望の買取方法に対応している
ミシンは、小型の製品なら店頭に持ち込んで買い取ってもらうとスムーズです。
しかし、大型のミシンの場合は店頭に持ち込むのが大変なので、出張買取をしてもらえると助かります。
ミシンの買取方法には店頭買取、出張買取、宅配買取の三種類がありますので希望の買取方法に対応している買取業者を選ぶことが大切です。
出張買取では出張料、宅配買取では送料がどちらの負担になるのかも確認して、お得に利用できる方の業者を選ぶとよいでしょう。
ミシンの相場情報に強いプロがいる
ミシンは業界相場の変動が大きいので、相場情報に強いプロの査定士がいる買取業者を選ぶと安心です。
高く買い取れるかどうかはミシンの年式や型番だけでなく、中古品の市場相場によって大きく左右されます。
ミシンの買取の豊富な実績がある業者を選び、相場に合った価格で査定をしてくれるところを選びます。
ウレルヤグループでは、国内と海外に販路を持っていますので、国内では売れない古いミシンでも買取出来る場合があります。
無料査定で他の買取業者と比較できる
買取価格は、業者に査定をしてもらうことでわかります。
無料査定に対応していて、他の業者と比較できる買取業者を選びましょう。
多くの買取業者では査定を無料でおこなっています。
しかし、業者によっては出張買取で査定をしたときに、査定結果に納得できなくて断ると出張料を請求するといったケースがあります。
宅配買取では着払いで送れる場合が多いですが、買い取ってもらわないときには返送料は負担しなければならないのが一般的です。
査定価格を比較してより高い価格で買い取ってもらうためには、店頭査定や無料の出張査定を選ぶのがおすすめです。
買取の対応時間の自由がある
ミシンの買取を依頼する業者を選ぶときには、対応時間を確認しましょう。
店頭買取や出張買取では営業時間が限られています。
もし平日の昼間しか対応していないと、都合を合わせられるタイミングがなくて困ってしまうでしょう。
土日祝日も営業している業者や、夜遅くまで対応している業者もあります。
対応時間の自由があると、自分の都合に合わせたスケジュールで買取に出せます。
特に出張買取では業者とスケジュールを合わせることが課題になるので、対応時間ができるだけ広くて自由がある業者が魅力的です。
見積もりが明確でわかりやすい
ミシンの買取では、見積もりのわかりやすさも重視しましょう。
査定の根拠がわかるように明確に記載されている見積もりなら安心です。
出張買取の場合には、出張費を後から請求されるトラブルがあるので、出張費が明記されていて納得できる見積もりかどうかを確認しましょう。
見積もりを見て不明なことがあったら業者に説明をしてもらい、必要に応じて見積もりに記載してもらうのがおすすめです。
ミシンを買取に出す流れ
ミシンを買取に出すときには、どのような手順で手続きを進めたら良いのでしょうか。
ここでは一般的な買取業者での買取の流れを簡単に紹介します。
買取業者を選んで連絡する
まずはミシンを取り扱っている専門的な買取業者を選んで、電話やメール、LINEなどで連絡をしましょう。
買い取って欲しいミシンのブランドや型番、製造年月日の情報を用意しておくと、買取業者との話がスムーズに進みます。
業者からミシンのスペックや状態などについての質問を受けるので、状況を説明して買い取れるかどうかを判断してもらいましょう。
おおよその買取価格についてこの時点で説明してもらうことができます。
ミシンの査定を受ける
簡易査定を通して買い取ってもらいたい業者が見つかったら本査定を受けます。
実際にミシンを査定士に見てもらって、買取価格を決めるためのステップです。
店頭買取なら店頭にミシンを持っていきます。
出張買取ならスケジュールを決めて査定士に来てもらって査定を受け、宅配買取なら宅配便で買取業者にミシンを送ります。
査定結果の通知を受けたら、金額をチェックしましょう。
買取の契約をして代金を受け取る
査定価格に納得できたら、買取業者と契約をしてミシンを引き渡します。
買取申込書などの書類に記入したうえで、本人確認書類と合わせて提出し、買取業者から所定の方法で代金を受け取るというのが一般的な流れです。
業者によって現金で手渡しか銀行振込になるのかは違うので、あらかじめ確認を取っておきましょう。
まとめ
ミシンの買取は、今後ミシンを使わないとわかった時点で早めに業者に相談すると高く買い取ってもらえる可能性が広がります。
買取業者は家庭用・業務用の商品の取り扱いが個々に異なり、ミシンに対する専門性も違いますがミシンの買取の実績がある業者へお願いすると安心です。
型落ちになって相場が下がらないうちにミシンを買い取ってもらえるようにしましょう。
また、状態が良いうちに売ればその分高く買い取ってもらえることも多いので、早めに買取業者に連絡して見積もりを取ることをおすすめします。
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