親が施設に入るとき実家の片付けはどうする?進め方と費用相場

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「親が施設に入ることになった。実家の片付け、どうすればいいんだろう…」

そんな風に途方に暮れていませんか?

親御さんの施設入所は、ご家族にとって大きな決断です。手続きや介護の準備で忙しい中、「実家の荷物をどうするか」まで考えるのは、正直しんどいですよね。

私たちカタヅケにも、毎日のようにこんなご相談が届きます。

「何から始めればいいかわからない」「兄弟で揉めそうで不安」「親の気持ちを傷つけたくない」

この記事では、親御さんの施設入所にともなう実家の片付けについて、具体的な進め方費用相場業者に依頼すべきケースまでお伝えします。

読み終えるころには、「まず何をすればいいか」がはっきりしているはずです。

片付け前の実家の様子

親が施設に入る、実家の片付けをどうするか悩む人は多い

親御さんが介護施設に入所すると、実家は一時的に、あるいは長期間「空き家」になります。

「いつか戻れるかもしれない」「まだ決められない」という気持ちから、そのままにしておく方も少なくありません。

ただ、放置しておくことで起きる問題もあるんです。

空き家のまま放置するリスク

人が住まなくなった家は、思った以上に傷みが早いものです。

換気がされないとカビが発生しやすくなりますし、水道管も使わないと劣化します。庭の草木が伸び放題になれば、近所の方にも迷惑がかかってしまいます。

また、空き家は防犯面でも心配です。放火や不法投棄のターゲットになりやすいという報告もあります。

国土交通省も空き家対策を推進しており、管理が行き届かない空き家は「特定空家」に指定され、固定資産税が最大6倍になるケースも。(参考:国土交通省 空き家対策

「いつかやろう」が一番大変

片付けを先延ばしにすればするほど、物は増え、気持ちの整理もむずかしくなります。

先日ご依頼いただいた名古屋市のお客様も、こうおっしゃっていました。

「父が施設に入って3年。『いつかやろう』と思っているうちに、家の中はホコリだらけ。一人では手がつけられなくなっていました」

早めに片付けの見通しを立てておくだけでも、気持ちはずいぶん楽になります。

実家の片付けの準備について確認する家族

実家の片付けを始める前に確認すべき3つのこと

片付けを始める前に、まず確認しておきたいことが3つあります。ここを飛ばすと、後から「やり直し」になってしまうことも。

親御さんの意思を確認する

施設に入所されるからといって、実家の物を勝手に処分していいわけではありません。

まだ判断能力がある場合は、必ず親御さん本人に確認しましょう。

「実家をどうしたいか」「残しておきたい物はあるか」——たとえ小さな物でも、決めるのは親御さん自身です。

施設に持っていく思い出の品を一緒に選ぶだけでも、親御さんの気持ちは落ち着くことが多いんです。

【注意ボックス】勝手に捨てないで!
たとえ「ガラクタ」に見えても、親御さんにとっては大切な思い出の品かもしれません。勝手に処分すると、信頼関係が崩れてしまうことも。必ず確認を取りましょう。

実家をどうするか方針を決める

片付けのゴールは、「実家をどうするか」によって変わってきます。

  • 売却する:不用品をすべて搬出し、内覧できる状態にする
  • 賃貸に出す:貸し出せる状態までリフォーム・清掃する
  • 当面は維持する:最低限の片付けと定期的な管理を行う
  • 解体する:すべて搬出した上で解体業者に依頼する

まだ決められない場合は、「とりあえず貴重品と思い出の品だけ確保しておく」でも大丈夫。焦らず、ご家族で話し合いながら進めていきましょう。

兄弟・家族と役割分担を相談する

実家の片付けでよく起きるのが、兄弟間のトラブルです。

「私ばっかりやってる」「兄は何もしない」——そんな不満が積もると、片付けどころではなくなってしまいます。

最初に、「誰が何を担当するか」「費用はどう分担するか」を話し合っておくことが大切です。

詳しい分担のコツは、「実家の片付けで兄弟と揉めない!役割・費用分担の決め方」の記事で詳しく解説しています。

実家の片付け作業の様子

親の施設入所後、実家を片付ける具体的な手順

では、実際にどのような手順で進めればいいのでしょうか。

私たちカタヅケがおすすめする手順をご紹介します。

ステップ1:貴重品と重要書類を確保する

まず最初にやるべきは、貴重品と重要書類の確保です。

  • 通帳・印鑑・キャッシュカード
  • 保険証券・年金手帳
  • 不動産の権利証・登記簿謄本
  • 貴金属・現金
  • 親御さんが大切にしている写真・手紙

これらは、タンスの引き出し、仏壇の中、本棚の奥など、意外な場所に保管されていることも多いんです。焦って片付けを始める前に、まずはゆっくり探してみてください。

ステップ2:物を「残す」「譲る」「処分」に分ける

貴重品を確保したら、次は仕分けです。

物を3つに分けていきましょう。

  • 残す:施設に持っていく物、形見として残す物
  • 譲る・売る:親戚や知人に譲る物、リサイクルショップで売れる物
  • 処分:使えない物、引き取り手のない物

迷ったときは、「保留ボックス」を用意しておくと便利です。無理に決めなくていい。後日、改めて判断すればOKです。

ステップ3:部屋ごとに少しずつ進める

「一気に片付けよう」と思うと、途中で挫折しやすくなります。

おすすめは、部屋ごと・エリアごとに区切って進める方法です。

「今日はリビングだけ」「今週末は押し入れだけ」というように、小さなゴールを設定すると達成感が得られます。

自分たちだけで進める場合、一般的な3LDKの実家で数ヶ月〜半年以上かかることも珍しくありません。無理せず、自分のペースで進めていきましょう。

ステップ4:不用品の処分方法を決める

仕分けが終わったら、不用品の処分方法を考えます。

【テーブル】不用品の処分方法比較

方法メリットデメリット
自治体の粗大ゴミ費用が安い予約が必要、搬出は自分で
リサイクルショップ買取でお金になることも持ち込みの手間、買取不可も
片付け業者に依頼まとめて任せられる費用がかかる

物量が多い場合や、遠方に住んでいて何度も通えない場合は、業者にまとめて依頼するのも一つの選択肢です。

実家の片付け費用について相談する様子

片付けの費用相場と業者に依頼すべきケース

「業者に頼むといくらかかるの?」これは、多くの方が気になるポイントです。

片付け業者の費用相場

費用は、間取りや物量によって変わります。私たちカタヅケでの目安をお伝えしますね。

間取り別の費用目安

間取り作業時間目安費用目安
1K〜1DK2〜3時間5万円〜8万円
2LDK3〜4時間9万円〜12万円
3LDK4〜6時間12万円〜18万円
一軒家1〜2日20万円〜35万円

※物量や状況によって変動します。詳しくは料金ページをご覧ください。

業者に依頼したほうがいいケース

すべて業者に任せる必要はありません。ただ、次のようなケースでは、プロの力を借りたほうがスムーズです。

  • 物量が多すぎて、自分たちだけでは手に負えない
  • 遠方に住んでいて、何度も通えない
  • 仕事が忙しく、まとまった時間が取れない
  • 体力的にむずかしい(重い家具がある、など)
  • 兄弟間で揉めていて、第三者に入ってほしい

「費用がいくらかかるかわからなくて不安」という方は、まずは見積もりだけでも取ってみませんか?私たちカタヅケでは、出張見積もり無料、追加料金なしの明朗会計です。

費用がはっきりすれば、ご家族との話し合いも進めやすくなるはずです。

カタヅケのスタッフがお客様と打ち合わせしているシーン

親の気持ちに寄り添う片付けのコツ

施設に入所されるからといって、親御さんの気持ちが整理できているとは限りません。

「本当は家にいたかった」「思い出を捨てたくない」——そんな複雑な感情を抱えている方も多いんです。

「捨てる」ではなく「整理する」と伝える

「片付けよう」「処分しよう」という言葉は、親御さんにとってショックに感じることがあります。

代わりに、「大切な物を整理して、必要な物を施設に持っていこう」という伝え方がおすすめです。

目的は「捨てること」ではなく、「親御さんが新しい環境でも安心して暮らせるようにすること」。その気持ちが伝われば、協力を得やすくなります。

思い出話を聞く時間を大切に

片付けの途中で、親御さんが昔話を始めることがあります。

「効率が悪い」と思うかもしれませんが、その時間こそが大切だったりします。

思い出を語ることで、親御さん自身が「もう手放してもいいかな」と納得できることも多いんです。

先日ご依頼いただいた浜松市のK様は、こうおっしゃっていました。

「スタッフの方が母に『これはどんな思い出の品なんですか?』と、一つひとつ丁寧に話を聞いてくださったんです。すると、あれほど頑なだった母が心を開き、昔話をしながら『これはもう良いわね』と、自ら手放す決心をしていく姿に驚きました」

私たちカタヅケでは、お客様の気持ちに寄り添いながら、大切な思い出の品を一つひとつ丁寧に仕分けしています。単なる「作業」ではなく、ご家族の新たな一歩を支えるお手伝いを心がけています。

片付け後のきれいなリビング

実家をどうする?売却・維持・賃貸の判断ポイント

親御さんが施設に入った後、実家をどうするかは大きな決断です。

それぞれの選択肢のメリット・デメリットを整理しておきましょう。

売却する場合

メリット:まとまった現金が手に入る、維持費・固定資産税から解放される

デメリット:親御さんが「帰る家がなくなる」と感じることも

売却を検討する場合は、不動産会社に査定を依頼しましょう。片付け前でも査定は可能ですが、荷物を搬出した状態のほうが高く売れる傾向があります。

当面は維持する場合

メリット:親御さんが一時帰宅できる、すぐに決断しなくていい

デメリット:維持費がかかる、定期的な管理が必要

維持する場合でも、貴重品の確保と最低限の片付けは済ませておきましょう。月に1回は換気と通水を行い、家の状態をチェックすることをおすすめします。

賃貸に出す場合

メリット:家賃収入が得られる、家が傷みにくい

デメリット:リフォーム費用がかかる、入居者トラブルのリスク

賃貸に出す場合は、すべての荷物を搬出し、必要に応じてリフォームが必要です。親御さんが「いつか帰りたい」と思っている場合は、慎重に検討しましょう。

たとえば、引っ越しや実家の片付けで「冷蔵庫、洗濯機、学習机、タンス、その他もろもろ」とまとめてご依頼いただくと、学習机にも値段をつけやすくなります。

【ポイントボックス】すぐに決められないときは
焦って決める必要はありません。まずは貴重品と思い出の品だけ確保しておき、半年〜1年かけて家族で話し合う方も多くいらっしゃいます。大切なのは、ご家族全員が納得できる形で進めることです。

実家の片付けについてよくある質問

よくある質問(FAQ)

親が施設に入ったら、すぐに実家を片付けなければいけませんか?

すぐに片付ける必要はありません。ただ、空き家のまま長期間放置すると、家の傷みや防犯面でのリスクが高まります。まずは貴重品と重要書類だけ確保し、ご家族のペースで進めていきましょう。

親の意思確認ができない(認知症など)場合はどうすればいいですか?

判断能力が低下している場合は、成年後見制度の利用を検討してください。地域包括支援センターや弁護士に相談すると、適切なアドバイスがもらえます。勝手に処分すると、後から親族間でトラブルになることもあるのでご注意ください。

遠方に住んでいて、何度も実家に通えません。どうすればいいですか?

片付け業者に依頼すれば、最短1日で片付けが完了します。立ち会いなしでも対応できる業者を選べば、遠方にお住まいでも安心です。私たちカタヅケでは、事前のお打ち合わせで詳細を確認し、常時立ち会い不要で作業を進められます。

施設に持っていく物はどのくらい持っていけますか?

施設によって異なりますが、一般的には衣類、日用品、写真やアルバムなど「思い出の品」を少量持ち込めることが多いです。事前に施設のルールを確認し、親御さんと一緒に「持っていく物リスト」を作ると安心です。

費用はどのくらいかかりますか?

間取りや物量によって異なりますが、カタヅケでは2LDKで約9万円〜12万円、3LDKで約12万円〜18万円が目安です。出張見積もり無料、見積もり金額から追加料金なしの明朗会計なので、安心してご依頼いただけます。詳しくは料金ページをご覧ください。

まとめ

親御さんの施設入所にともなう実家の片付けについて、具体的な進め方をお伝えしてきました。

この記事のポイント
・片付けを始める前に、親御さんの意思確認・方針決め・家族との役割分担を
・まずは貴重品と重要書類の確保から始める
・物量が多い場合、遠方に住んでいる場合は業者への依頼も検討
・親御さんの気持ちに寄り添い、「捨てる」ではなく「整理する」姿勢で
・実家をどうするかは、焦らずご家族で話し合って決める

親御さんの施設入所は、ご家族にとって大きな変化です。気持ちの整理がつかないまま片付けを迫られ、つらい思いをされている方も少なくありません。

一人で抱え込まなくて大丈夫です。わからないことがあれば、いつでもご相談ください。

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この記事を監修した人
不用品出張買取ウレルヤ 代表社員 吉田 翼

【経歴・実績】
合同会社フリースタイル代表社員。2014年に中古品売買を個人事業としてスタートし、ブランド品、貴金属、家具、家電など幅広いジャンルの買取経験を積む。2016年に合同会社フリースタイルを立ち上げ、法人としてリユース業を本格展開。これまでに累計5,000件以上の買取実績を持つ。
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「お客様一人ひとりに寄り添った丁寧な対応」をモットーに、誠実な査定と分かりやすい説明を徹底している。地域のお客様との信頼関係を何より大切にし、長くお付き合いいただける買取店を目指している。豊富な経験と確かな目利きで、お客様の大切な品物を適正価格で買取します。

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