西尾市|遺品整理士は誰がやる?自分でやるときのやることリストを公開!判断に困ったときはどうすればいいの?

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人口16万人の愛知県西尾市には、西尾市歴史公園や西尾市岩瀬文庫、西尾市資料館など長い歴史と伝統が今も息づく史跡や名所を残した町です。

そんな西尾市は高齢化率が2020年に25.70%に到達し、遺品整理を自分で行う若い世代の方が増えつつあります。

今回は、これから自分で遺品整理をしようと考えている方に役立つ以下の内容を解説していきます。

  • 遺品整理は誰がやる?自分でやる場合のやること4つとは?
  • 遺品整理で判断に困ったときはどうする?仕分けのやり方
  • 遺品整理がつらい・疲れたと感じたときの対処方法

これから自分で遺品整理をしようと考えている方に役立つ情報ばかりですので、ぜひご参考ください。

遺品整理は誰がやる?自分でやる場合のやることリスト

遺品整理は本来であれば相続人が全員で行うべきひとつの“仕事”です。

しかし現代では核家族化が進んでいるので、遠方に親族が住んでいる場合は、故人の自宅の近くに住んでいる方や、お嫁さんひとりで抱え込んでしまうことも多く悩んでいる方も少なくありません。

ウレルヤ蒲郡店の記事で解説した通り、遺品整理にかかる費用相場は決して安くありません。

「こんなにかかるなら、自分で遺品整理をする」と決めた方も多いでしょう。

ここからは、自分で遺品整理を行う際のやることリストを詳しく解説していきます。

1.現場を確認して必要なものをそろえる

遺品整理を行う故人の自宅を一度確認しておきましょう。

遺品整理が必要になる現場の状況はさまざまで、例えばすぐにご遺体が発見された場合は腐敗体液で汚染されていることがないので、問題なく自分で遺品整理を始められます。

しかし発見が遅れた現場では強い腐敗臭をはじめ汚染が広がっていることも多く、またゴミ屋敷化していれば膨大な家財の量を自分で遺品整理していくのは現実的ではありません。

汚染がひどい、遺品の量が多い場合は、後述する遺品整理業者や特殊清掃業者に依頼して遺品整理を行う必要があります。

2.親族同士で遺品整理のスケジュールを確認する

自分で遺品整理ができそうな状況なら、まずは親族同士で相談しながら着手と完了日のスケジュールを決めましょう。

親族が居る場合は、財産相続の権利がある人に対して事前に遺品整理をいつするのか、いつ頃完了するのか相談しておく必要があります。

遺品整理では仕分けしていく遺品の中で、財産的な価値があるものが出てくることも珍しくないので、勝手に自分で遺品整理を進めるとトラブルに発展してしまうため注意が必要です。

親族と相談したうえで、いつ遺品整理を誰がやるのか、いつ頃終わるのか決めるようにしましょう。

また、故人が賃貸住宅に住んでいた場合は賃貸借契約も相続されるので、退去する場合は期日までに遺品整理を済ませる必要があります。

自分で遺品整理をする際のスケジュールの決め方は、

  1. 完了日を決める
  2. 完了日までに終わるようにスケジュールを立てる
  3. 着手日を決める

上記のように、まずは「遺品整理を完了させる日」を決めて、最後に「遺品整理を始める日」を逆算して決めるようにしましょう。

残すものと不用品を仕分けしていく

いよいよ自分で遺品整理を始めて行きます。

遺品整理を始めるときは、現場の状況に応じて用意しておいたほうがいいものがあります。

  • 動きやすい室内用の靴
  • ダンボールとガムテープ
  • ごみ袋(自治体指定のごみ袋)
  • ホウキやちりとり・掃除機・ぞうきん

上記4つのものは最低でも準備しておいた方がいいでしょう。

またライフラインが止まっている場合は、掃除用の水道水や電源の確保が必要です。

掃除機など電源が必要な家電製品を使う場合は、バッテリー式のものであれば場所を問わずに使うことができますが、予備のバッテリーを忘れずに用意しておきましょう。

自分で遺品整理を進めていくときは、「残す遺品」と「処分する遺品」に仕分けしていきます。

捨ててはいけない遺品については、ウレルヤ岡崎店の記事で詳しく解説しておりますのでぜひご参考ください。

4.親族間で遺品を平等に分配していく

自分で遺品整理をしていたときに「残す遺品」に仕分けした遺品に関しては、速やかに相続の権利を持つ親族に報告します。

遺品の中には資産的価値のあるものが出てくることも多いので、そのまま相続するのか、売却して現金化してから相続するのか、親族間で話し合う必要があるからです。

そして故人が遺言書やエンディングノートを残していた場合は、記載の通りに遺品(遺産)を分配する必要があります。

遺品整理で判断に困ったときはどうする?仕分けのやり方

先ほど、自分で遺品整理を行う時は「残すもの」「処分するもの」の2つに仕分けしていくと解説しましたが、もう少し詳しく遺品整理のやり方を知りたいところです。

また遺品整理では判断に困ったときにどうすればいいのか悩む方が多く、この場合は一人で解決せずに専門家に相談することになります。

基本は「残すもの」と「不用品」の2つに仕分けする

残す遺品処分する遺品
遺言書
エンディングノート
通帳やキャッシュカード
有価証券・土地の権利書など
書類身分証・健康保険証・年金手帳・印鑑登録証・パスポート・運転免許証
スマートフォン・タブレット・パソコン
クレジットカード・現金切手
貴金属・宝石ブランド品骨董(こっとう)品など美術品
車・バイク・自転車
写真や手紙など思い出の品 など
使用感のある家具や家電製品日用品・食料品衣類  など

上記の表は遺品整理で捨ててはいけないものと、捨てていいものの一例です。

表を見ると分かるように、捨ててはいけない遺品のほうがはるかに多く、これらは諸手続や相続の際に必要になる他に、買取できる遺品です。

処分する遺品は、地域のごみの捨て方を自治体ホームページや広報誌で確認して、正しく分別して処分します。

粗大ごみ収集を利用する場合は、一般的には事前予約制の自治体が多いので、あらかじめ予約しておいて、収集日時にあわせて遺品整理を進めるとスムーズです。

また仏具や神棚など配慮が必要な遺品を処分する際は、お焚き上げや奉納など寺院・神社を経由して丁寧に処分する方法もあります。

判断に困ったときは「保留」に仕分けする

先ほど自分で遺品整理をするときは、「残す遺品」と「処分する遺品」の2つに仕分けするとご紹介しましたが、どうしても判断に困ったときがやってきます。

手紙やアルバム、趣味のコレクションなど、故人が大切にしていた遺品はひとまず「保留」に仕分けしておきましょう。

保留に仕分けした遺品は、自分で判断できなければ親族が集まったタイミングで相談してみましょう。

「保留」に仕分けした遺品の判断がつかなければ専門家に相談する

「保留」に仕分けした遺品のなかには、親族に相談しても結局どうしたらいいのかわからないというものもあります。

例えば趣味のコレクションでも、価値があるのかどうかわからないものや、故人が嫁入り道具として持ってきた桐箪笥や着物・履き物。

さらには不動産や故人が営んでいた事業、税金などに関する書類が代表的です。

これら遺品の判断に困ったら、専門家にどうしたらいいのか相談してみましょう。

  • 価値があるかどうかわからない遺品→買取専門店に相談
  • 不動産や事業・税に関する書類→弁護士や税理士・司法書士
  • 不動産の価値がわからない→不動産会社 など

専門家に相談することで、処分して後悔してしまうこと避けることができます。

遺品整理がつらい・疲れた場合は1人で抱えないようにしましょう

遺品整理は、期限が定められていれば故人を失った悲しみが癒えていない状態で進めなければならず、遺品の量が多ければ膨大な時間と労力が必要になる大きな仕事です。

そのため1人で遺品整理を進めていくと、どこかで「つらい」「疲れた」と感じることも多くあります。

この場合はひとりで悩みを抱えずに、あなたの悩みを解決してくれる専門的な会社・サービス・機関に相談しましょう。

遺品整理そのものに疲れたら遺品整理業者に相談しましょう

膨大な量の遺品や、汚染が広がっている現場など、自分で遺品整理を進めるのはつらいと感じる現場では、遺品整理業者が心強い味方になってくれます。

遺品整理業者は遺品整理サービスだけではなく、業者ごとに独自のサービスを実施していることが多く、必要に応じて利用することができます。

  • 遺品の買取
  • 遺品の供養
  • デジタル遺品の整理
  • 遺品の仕分け・搬出・処分
  • 特殊清掃
  • ハウスクリーニング
  • 原状回復 など

「どの遺品整理業者に依頼したら良いかわからない」と悩んだら、複数の業者に見積もりを請求して比較するか、お住まい地域の自治体に問い合わせて、一般廃棄物収集運搬許可を得ている業者を紹介してもらえる場合があります。

遺品整理で売れるものが出てきた場合は買取専門店に相談しましょう

自分で遺品整理を進めていく中で、「これは処分してもいいの?」「これはいくらくらいの価値があるの?」と悩んだ場合は、遺品の買取を実施する買取専門店に相談しましょう。

遺品の買取を実施する買取専門店は意外と幅広く、A社では買取不可だったけど、B社では売れたというケースも珍しくありません。

そのため1社に絞らずに、買取専門店でも複数の店舗で査定を受けるようにしてみましょう。

また遺品整理業者でも遺品の買取を実施していますが、遺品整理業者は現金を渡すことができないので、遺品整理費用と買取金額を相殺するケースが一般的です。

現金化して相続の権利を持つ親族らと平等に分配するのであれば、買取専門店で買取してもらったほうがいいでしょう。

【参照】愛知県西尾市|地域医療情報システム

【参照】賃借人の突然の死亡とその後の処理|公益社団法人 全日本不動産協会

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西尾市高畠町に店舗を構えるウレルヤ西尾店では、ご遺品の買取を実施しております。

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最後に、遺品整理士資格を保有するスタッフが在籍しておりますので、遺品整理もお任せいただけます。

「つらい」「疲れた」と悩むことが多い遺品整理だからこそ、おひとりで悩まずにぜひウレルヤ西尾店にご相談ください。

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この記事を監修した人:ウレルヤ安城店 代表 平松久美子

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