冷蔵庫の寿命は何年?買い替えサインと売れる条件を解説

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冷蔵庫の寿命は平均8〜10年です。ただし丁寧に使えば20年以上現役で動くこともありますし、逆に5年で故障するケースもあります。この記事では、寿命のサインの見分け方から、修理・買い替え・買取の判断基準まで詳しくお伝えします。

「最近、冷蔵庫の音が気になる」「なんだか冷えが悪い気がする」——そんな違和感を覚えていませんか?

私たちウレルヤは、愛知県・静岡県で累計4,000件以上の出張買取を行ってきました。片付けや買取の現場では、製造から20年経った冷蔵庫に出会うことも珍しくありません。

ただ、ここで知っておいてほしいのは「使える」と「売れる」は別だということ。

買取できるのは製造から7年くらいまで。それを過ぎると、処分費用を払って手放すしかなくなります。

この記事を読めば、あなたの冷蔵庫が「まだ使える」のか「そろそろ寿命」なのか、そして「売れるうちに売るべきか」がわかります。ぜひ最後までお付き合いください。

目次

冷蔵庫の寿命は何年?平均8〜10年が目安

家庭用冷蔵庫の設置イメージ

結論からお伝えすると、冷蔵庫の平均寿命は8〜10年です。

内閣府の消費動向調査によると、冷蔵庫の平均使用年数は14.4年。ただしこれは「壊れるまで使った場合」の数字であり、寿命の目安とは少し意味が異なります。

(参考:内閣府「消費動向調査」

メーカーの部品保有期間は9年

冷蔵庫のメーカーが補修用部品を保有する期間は、製造終了から9年間。この9年を過ぎると、故障しても部品がなくて修理できないケースが出てきます。

つまり、「修理して使い続けられる期限」の目安が9年。これが「寿命8〜10年」と言われる根拠のひとつです。

24時間365日、休まず働く過酷な環境

冷蔵庫の心臓部であるコンプレッサーは、24時間365日稼働し続けています。

テレビやエアコンのように「使わない時間」がある家電とは違い、冷蔵庫は10年間で約8万7,600時間も動き続ける計算。この過酷な環境を考えれば、8〜10年で性能が低下するのは自然なことなんです。

ただし、実際にはもっと長く使えることも

「8〜10年が寿命」とお伝えしましたが、私たちが買取や片付けの現場で見る冷蔵庫には、製造から15年、20年経ったものも珍しくありません。

丁寧に使われた冷蔵庫は、寿命を大きく超えて現役で動いています。次のセクションで紹介する「寿命のサイン」が出ていなければ、まだ使い続けられる可能性は十分あります。

寿命が近づいたサイン4つ

冷蔵庫の調子を確認している様子

「なんとなく調子が悪い気がする」——そんな漠然とした不安を抱えていませんか?

冷蔵庫の寿命が近づくと、いくつかの”サイン”が現れます。以下の4つをチェックしてみてください。

サイン1:冷えが悪くなった

最もわかりやすい寿命のサインです。

・氷ができるのに時間がかかる

・冷蔵室の温度が以前より高く感じる

・野菜室の野菜がしなびやすくなった

・アイスクリームが柔らかくなる

これらはコンプレッサーの能力低下を示しています。温度設定を「強」にしても改善しない場合は要注意。

特に夏場は冷蔵庫への負担が大きくなるので、真夏に完全に冷えなくなるリスクがあります。

サイン2:異音がする

正常な冷蔵庫は「ブーン」という低い運転音がするだけ。それ以外の音は、何らかの異常を示しています。

・カタカタ・ガタガタ:ファンの異常や部品の緩み

・ブーン音が大きくなった:コンプレッサーの劣化

・カチカチ・パキパキ:霜取り機能の不具合

「前より音がうるさくなった」と感じたら、それは冷蔵庫からのSOSかもしれません。

サイン3:水漏れする

冷蔵庫の下や庫内に水が溜まっている——これも寿命が近づいているサインです。

原因として考えられるのは、ドレンホースの詰まり、パッキンの劣化、霜取り機能の故障など。ドレンホースの詰まりなら自分で直せることもありますが、パッキンや霜取り機能の修理は費用が高額になりがちです。

製造から10年近く経っているなら、修理より買い替えを検討したほうが経済的なケースが多いですね。

サイン4:霜がつかない(または異常につく)

最近の冷蔵庫は「自動霜取り機能」がついているので、正常なら霜はつきません。

・冷凍室に霜がびっしりつく → 霜取り機能の故障

・逆に、昔は霜がついていたのに全くつかなくなった → 冷却機能の低下

どちらも内部の機能に問題が起きているサイン。放置すると電気代が上がったり、食品が傷みやすくなったりします。

【ポイント】複数のサインが出たら早めの判断を
上記のサインが2つ以上当てはまる場合、近いうちに故障する可能性が高いです。完全に壊れてからだと買取もできず、処分費用だけがかかります。動いているうちに、次のアクションを考えておきましょう。

【実例】20年使えたナショナル冷蔵庫の話

大切に使われてきた冷蔵庫

「冷蔵庫の寿命は8〜10年」とお伝えしましたが、実際の現場ではもっと長く使われている冷蔵庫にたくさん出会います。

先日、印象的な出来事がありました。

20年前のナショナル、一度も故障せず

片付けのご依頼で伺ったお宅で、ナショナル(現パナソニック)の冷蔵庫を見せていただきました。

製造から20年が経過していたのですが、20年前のものとは思えないほど綺麗な状態。聞けば、一度も故障せずに使い続けてこられたとのこと。

正直、驚きました。

扉のパッキンもしっかりしていて、庫内の棚も欠けや割れがない。毎日の使い方がとても丁寧だったんだと思います。

「使える」と「売れる」は別の話

ただ、残念ながらこの冷蔵庫を買い取ることはできませんでした。

20年間しっかり動いていても、中古市場で需要がないためです。私たちが買い取れるのは、製造から7年くらいまで。それを過ぎると、どんなに状態が良くても値段をつけるのが難しくなります。

このお客様には事情をお伝えして、家電リサイクルでの処分をご案内しました。

「もっと早く相談していれば、売れたかもしれなかったのに」

そうおっしゃっていたのが印象に残っています。

この実例から学べること

・丁寧に使えば、冷蔵庫は寿命(8〜10年)を大きく超えて使える

・ただし「まだ使える」と「買取できる」は別の話

・買取を考えるなら、製造7年以内が目安

・寿命のサインが出始めたら、「売れるうちに売る」という選択肢も

「こんな古いの売れるの?」と思う方も多いですが、製造年数と状態次第では十分売れます。逆に、年数が経ちすぎると、状態が良くても売れなくなる。このタイミングを知っておくことが大切です。

冷蔵庫の寿命を延ばす使い方5選

冷蔵庫のお手入れをしている様子

先ほど紹介した「20年使えたナショナル冷蔵庫」のように、使い方次第で寿命は大きく変わります。少しの工夫でコンプレッサーへの負担を減らし、長持ちさせるコツをお伝えします。

1. 詰め込みすぎない

冷蔵庫の中がパンパンだと、冷気がうまく循環しません。目安は容量の7割程度

「もったいないから」と食材を詰め込みすぎると、冷えが悪くなるだけでなく、コンプレッサーに負担がかかって寿命を縮めます。

ちなみに冷凍庫は逆で、詰めたほうが効率的。凍った食材同士が保冷剤の役割を果たしてくれます。

2. 熱いものは冷ましてから入れる

作りたてのカレーや味噌汁を、熱いまま冷蔵庫に入れていませんか?

庫内温度が急上昇すると、コンプレッサーがフル稼働します。これを繰り返すと、確実に寿命が縮む。粗熱を取ってから入れる——このひと手間が大切です。

3. ドアの開閉を減らす

「何を食べようかな」と冷蔵庫の前で悩む時間、意外と長くないですか?

ドアを開けている間、冷気はどんどん逃げていきます。取り出すものを決めてから開ける、開けたらすぐ閉める。この意識だけで、冷蔵庫への負担はぐっと減ります。

4. 設置場所を見直す

意外と見落としがちなのが設置環境。以下の場所は避けてください。

・直射日光が当たる場所

・コンロやオーブンの近く

・壁との隙間が5cm未満の場所

放熱スペースが確保されていないと、コンプレッサーに熱がこもって故障しやすくなります。取扱説明書に記載された「壁との距離」を改めて確認してみてください。

5. 年に1〜2回は背面を掃除する

背面の放熱部分にホコリがたまると、熱がこもって故障の原因になります。

年に1〜2回、冷蔵庫を少し動かして掃除機でホコリを吸い取るだけでOK。これだけで寿命が延びるなら、やらない手はありませんよね。

迷ったら捨てる前に、一度査定に出してみる。それだけで数千円〜数万円の差が生まれることもあります。

【ポイント】電気代の節約にも効果あり
これらの工夫は電気代の節約にもつながります。10年前の冷蔵庫と最新モデルでは、年間電気代に数千円〜1万円以上の差が出ることも。寿命が近づいて電気代が上がってきたら、それも買い替えのサインかもしれません。

修理・買い替え・買取、どれがお得?

冷蔵庫の処分方法を考えている様子

冷蔵庫の調子が悪くなったとき、選択肢は大きく3つあります。それぞれのメリット・デメリットを整理しました。

修理を選ぶべきケース

・製造から5年以内

・故障箇所が軽微(パッキン交換など)

・延長保証期間内

修理費用の目安は、パッキン交換で1〜2万円、コンプレッサー交換だと5〜10万円以上。コンプレッサーの故障なら、新しい冷蔵庫を買ったほうが経済的なケースがほとんどです。

また、製造終了から9年を過ぎると部品がなくなり、そもそも修理できないことも覚えておいてください。

買い替えを選ぶべきケース

・製造から10年以上経過

・修理費用が3万円を超える見込み

・電気代が明らかに上がっている

・複数の寿命サインが出ている

10年以上使った冷蔵庫は、仮に修理しても別の場所が壊れるリスクがあります。修理費用をかけた直後に別の部品が壊れた…という話も珍しくありません。

買取を選ぶべきケース

・製造から7年以内

・正常に動作している

・目立つ傷や汚れがない

・引越しなどで不要になった

「まだ使えるけど、引越し先に入らない」「新しいのを買ったから古いのを処分したい」——そんなケースでは、買取が最もお得な選択肢になることが多いです。

処分すればリサイクル料がかかりますが、買取なら逆にお金が手に入る可能性があります。

年式別のおすすめ選択肢

製造年数状態おすすめ
1〜5年故障修理(保証内なら無料の場合も)
1〜5年正常買取(高価買取の可能性大)
6〜7年故障買い替え
6〜7年正常買取(条件次第で可能)
8〜10年いずれも買い替え or 処分
10年以上いずれも処分(リサイクル)

冷蔵庫を買取に出せる条件

出張買取で冷蔵庫の査定をしている様子

ここからは、私たちウレルヤで実際に買取できる冷蔵庫の条件をお伝えします。

「うちの冷蔵庫、売れるのかな?」と迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

買取できる冷蔵庫の条件

1. 製造から7年くらいまで

これが最も大きな基準です。7年を超えると、状態が良くても中古市場での需要が急激に下がります。5年以内ならより高価買取が期待できます。

2. 国内有名メーカー

パナソニック、日立、シャープ、三菱、東芝などの国内メーカーは中古でも人気が高く、買取しやすいです。

3. 正常に動作する

冷えない、異音がひどいなど故障している冷蔵庫は買取できません。

4. 付属品が揃っている

中棚、野菜ケース、製氷皿など、購入時の付属品が揃っていると査定アップにつながります。逆に中棚が足りない場合は買取が難しくなることも。

5. 外観に大きな問題がない

目立つ傷、へこみ、割れや破損があると買取対象外になりやすいです。

買取が難しい冷蔵庫

正直にお伝えすると、以下の冷蔵庫は買取が難しいケースが多いです。

・容量が小さい(一人暮らし用の100〜150Lクラスなど)

・海外メーカー(ハイアール、アクアなど)

・状態が悪い(黄ばみ、ニオイ、汚れがひどい)

・中棚が足りない

・割れ、破損がある

特に海外メーカーの小型冷蔵庫は、中古市場での需要が低いため、値段がつきにくい傾向があります。

【注意】3〜4月は買取が難しくなることも

あまり知られていない話ですが、3〜4月は冷蔵庫の買取が難しくなる時期です。

理由は、引越しシーズンで市場に中古冷蔵庫があふれるから。需要はあるものの、供給過多になって買取価格が下がったり、そもそも買取をお断りせざるを得なくなったりします。

「引越しシーズン=売り時」と思われがちですが、実はシーズン前の1〜2月のほうが買取条件は良いことが多いんです。

冷蔵庫の調子が悪くなってきて、引越しの予定もある——そんな方は、早めにご相談いただくのがおすすめです。

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買取できない冷蔵庫の処分方法

冷蔵庫を搬出する様子

「買取対象外だった場合、どうすればいいの?」

製造から10年以上経った冷蔵庫や、故障している冷蔵庫は、家電リサイクル法に基づいて処分する必要があります。

(参考:経済産業省「家電リサイクル法」

処分方法1:家電量販店に依頼する

新しい冷蔵庫を購入する場合、古い冷蔵庫の引き取りを同時に依頼できます。

費用目安

・リサイクル料:3,740〜4,730円(メーカー・サイズにより異なる)

・収集運搬料:500〜2,000円程度

購入と同時なら収集運搬料が安くなることが多いです。

処分方法2:自治体の指定業者に依頼する

買い替えではなく処分だけしたい場合は、お住まいの自治体が指定する収集運搬業者に依頼します。

費用目安

・リサイクル料:3,740〜4,730円

・収集運搬料:1,000〜3,000円程度

自治体のホームページで「家電リサイクル」と検索すれば、指定業者の一覧が見つかります。

処分方法3:指定引取場所に自分で持ち込む

郵便局でリサイクル券を購入し、自分で指定引取場所に持ち込む方法もあります。収集運搬料を節約できるメリットがありますが、冷蔵庫は重いので一人での運搬は危険。腰を痛めたり、車や建物を傷つけたりするリスクがあります。

【テーブル】処分方法別の費用比較

処分方法費用目安特徴
家電量販店4,240〜6,730円買い替え時に便利
自治体指定業者4,740〜7,730円処分のみの場合
自分で持ち込み3,740〜4,730円運搬料を節約できる

注意「無料回収」には注意してください
「不用品を無料で回収します」とスピーカーで呼びかけるトラック、見かけたことはありませんか?
こうした業者の中には、後から高額な費用を請求したり、回収した家電を不法投棄したりする悪質な業者がいます。トラブルに巻き込まれないよう、正規のルートで処分することをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

冷蔵庫の寿命は何年ですか?

冷蔵庫の平均寿命は8〜10年です。ただし丁寧に使えば15年、20年と使い続けられることもあります。メーカーの部品保有期間は製造終了から9年なので、それを過ぎると修理が難しくなります。

寿命が近いサインはなんですか?

「冷えが悪くなった」「異音がする」「水漏れする」「霜が異常につく(またはつかない)」の4つが代表的なサインです。複数当てはまる場合は早めに対処しましょう。

古い冷蔵庫でも買取できますか?

製造から7年くらいまでの冷蔵庫であれば、買取できる可能性があります。ただし、海外メーカーや小容量の冷蔵庫、状態が悪いものは難しいケースが多いです。

冷蔵庫の処分費用はいくらかかりますか?

リサイクル料(3,740〜4,730円)+収集運搬料(500〜3,000円程度)で、合計4,000〜8,000円程度が目安です。新しい冷蔵庫の購入と同時なら、運搬料が安くなることがあります。

冷蔵庫を高く売るコツはありますか?

製造から5年以内に売ること、国内有名メーカーを選ぶこと、付属品を揃えておくこと、外観を綺麗に保つことがポイントです。また、3〜4月の引越しシーズンより、1〜2月に売るほうが買取条件が良いケースもあります。

冷蔵庫と一緒に他の家電も買取できますか?

はい、洗濯機やエアコンなど、他の家電もまとめて買取できます。まとめて依頼いただくと、効率よく査定・搬出できるのでお互いにメリットがあります。詳しくは買取品目一覧をご覧ください。

まとめ:寿命を感じたら「売れるうちに」行動を

新しい冷蔵庫のあるキッチン

この記事では、冷蔵庫の寿命と、修理・買い替え・買取の判断基準についてお伝えしました。

ポイントを整理すると

・冷蔵庫の平均寿命は8〜10年

・丁寧に使えば20年以上現役で動くこともある

・ただし「使える」と「売れる」は別。買取できるのは製造7年くらいまで

・「冷えない」「異音」「水漏れ」「霜の異常」は寿命のサイン

・3〜4月は供給過多で買取が難しくなることも

・処分するとリサイクル料+運搬料で4,000〜8,000円の出費

「壊れてから考えよう」と思っていると、買取できる時期を逃してしまいます。寿命のサインを感じたら、まだ動いているうちに次のアクションを考えておくのが賢い選択です。

私たちウレルヤでは、愛知県全域と静岡県全域で冷蔵庫の出張買取を行っています。出張費・査定料は無料、その場で現金をお渡しします。→ 冷蔵庫の買取について詳しくはこちら

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この記事を監修した人
不用品出張買取ウレルヤ 代表社員 吉田 翼

【経歴・実績】
合同会社フリースタイル代表社員。2014年に中古品売買を個人事業としてスタートし、ブランド品、貴金属、家具、家電など幅広いジャンルの買取経験を積む。2016年に合同会社フリースタイルを立ち上げ、法人としてリユース業を本格展開。これまでに累計5,000件以上の買取実績を持つ。
【買取へのこだわり】
「お客様一人ひとりに寄り添った丁寧な対応」をモットーに、誠実な査定と分かりやすい説明を徹底している。地域のお客様との信頼関係を何より大切にし、長くお付き合いいただける買取店を目指している。豊富な経験と確かな目利きで、お客様の大切な品物を適正価格で買取します。

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