ストーブは灯油を抜いて乾電池を外してから処分し、売れるモデルは買取に回すのが一番損をしません。灯油を入れたまま回収に出すのは引火の危険があり、ほとんどの自治体や回収業者で断られます。
ウレルヤは愛知県全域・静岡県全域でストーブを引き取り、武井バーナーのレトロストーブを55,000円、コロナのFF式を31,500円で買い取った実績があります。この記事では、ストーブの捨て方と粗大ごみ料金、灯油の正しい抜き方と捨て方、そして古いストーブが売れるかどうかの見分け方まで、現場の数字をもとに解説します。
目次
ストーブはそのまま捨てられる?処分前に必ずやることは?
ストーブはそのままでは捨てられません。処分前に必要なのは、①灯油を抜く、②乾電池を抜く、③ストーブの種類を確認する、の3つです。「灯油を入れたままでも回収してくれる」というのは誤りで、灯油は消防法上の危険物にあたり、引火の危険があるため、どの処分方法でも残したまま出すことはできません。
「冬しか使わないから、灯油が少し残っていても平気だろう」と、そのままごみ集積所に出そうとする人は多いです。灯油を残したまま出すのは事故のもとになります。
灯油はわずかでも気化して引火し、収集車の火災や破裂につながります。だからこそ、自治体も回収業者も灯油の入ったストーブは受け取りません。
処分前にやることは3つ。灯油を抜く、乾電池を外す、ストーブの種類を確かめる。石油・ガス・電気のどれかによって、捨て方も、灯油を抜く工程が要るかどうかも変わってきます。
灯油の具体的な抜き方は、このあと手順ごとに説明します。まずは「灯油が残ったままでは捨てられない」という入口だけ押さえておけば大丈夫です。
ストーブ以外にも手放したい家電や家具がまとまっているなら、品目ごとの売り方と処分のコツをまとめた不用品買取の総合ガイドを先に読んでおくと、まとめて依頼するか個別に出すかの判断がつきます。

ストーブに残った灯油の正しい抜き方は?
ストーブの灯油は、シーズン終わりに給油を控えて自然に使い切るのが基本です。タンクに残った分は給油用の手動ポンプでポリタンクに戻し、底のわずかな残りは無理に抜かず古紙で拭き取ります。専用工具や分解は不要で、逆さに振ったりティッシュを詰めたりするのは、こぼれと臭いの原因になるため避けてください。乾電池も忘れずに外しておきます。
用意するのは、給油用の手動ポンプ、スポイト、古紙、厚手のゴム手袋です。手順は次の通りです。
- シーズン終盤や処分前は給油を控え、灯油を自然に使い切る。
- 給油タンクに残った灯油は、手動ポンプでポリタンクに戻す。分解は故障の原因になるため避ける。
- 底にわずかに残った灯油は無理に抜かない。逆さに振る、ティッシュを詰める、といった方法はこぼれや臭いの元になるのでやらない。
- タンクが外せない固定タンク式は、ポンプとスポイトで抜き、残りは古紙で拭き取る。布切れをタンク内に残さない。
- しんの「から焼き」は、火力が小さくなるまで燃やし切る。必ず風の当たらない屋内で、換気をしながら行う。強制的に全部を空焚きするのは、燃焼部の過熱や部品の劣化につながるのでしない。
- 乾電池を抜き、対震自動消火装置でしんが下がっているかを確認する。
ガスストーブやカセットガスストーブに灯油は入っていません。カセットガス式はボンベを必ず外します。都市ガス・LPガスの接続式は元栓を閉め、取り外しはガス会社か有資格者に依頼してください。
同じ暖房器具でも、石油ファンヒーターはタンクの構造が違い、灯油の抜き方と処分の手順も変わります。ファンヒーターを処分するなら、石油ファンヒーターの灯油処理と処分手順を確認してください。

抜いた灯油・古い灯油はどう処分する?
抜いた灯油や古い灯油は、消防法上の危険物第4類にあたり、可燃ごみにも不燃ごみにも出せません。処分先はガソリンスタンドや灯油販売店で、無料で引き取ってもらえる場合が多いものの、事前確認が必要です。下水や土に流す、川に捨てる、可燃ごみに混ぜる、ガソリンと混ぜる、といった処分はすべて厳禁です。
灯油の引き取り先は、主にガソリンスタンドと灯油販売店です。無料で引き取ってくれる店が多いですが、店によって対応が分かれるため事前に電話で確認しておくと確実です。ポリタンクごと引き取ってくれる場合もあります。不用品回収業者でも対応できますが、有料になることがあります。
| 灯油の処分でやってはいけないこと ・下水・側溝・川・庭に流す、土に埋める:引火・爆発、土壌や水質の汚染につながり、条例違反にもなります。 ・可燃ごみに混ぜる:多くの自治体で禁止されています。 ・ガソリンに混ぜる、固めて燃やして捨てる:きわめて危険です。 |
灯油は危険物第4類で、自治体は家庭ごみとして収集しません。処分は必ず引き取り先に持ち込みます。
灯油は1シーズン、つまり半年で使い切るのが理想です。年を越して変質した灯油は、不完全燃焼や着火不良、故障、一酸化炭素中毒のリスクがあるため、使わずに処分してください。

ストーブの種類別の捨て方は?(石油・ガス・電気)
ストーブの捨て方は種類で分かれます。石油ストーブは灯油を抜いてから粗大ごみか不燃ごみ、ガスストーブは元栓を閉めて有資格者に取り外してもらってから粗大ごみ、電気ストーブは灯油の工程が不要でそのまま粗大ごみか小型家電として出します。カセットガス式はボンベを外すのを忘れないよう注意してください。
石油ストーブは、灯油を抜き、乾電池を外したうえで、自治体の区分にしたがって粗大ごみか不燃ごみに出します。大きさで区分が変わる市が多いため、申し込み時にサイズを伝えます。
ガスストーブは灯油を使いませんが、ガスの接続に注意が必要です。カセットガス式はボンベを必ず外してから出します。都市ガス・LPガスの接続式は、元栓を閉めたうえで、取り外し自体をガス会社か有資格者に任せます。
電気ストーブやハロゲンヒーターは灯油を使わないため、抜く工程はありません。サイズに応じて粗大ごみ、または小型家電として出します。
電気で動かすオイルヒーターや、灯油を使う石油ファンヒーターは、処分の手順や注意点がストーブ本体とは少し異なります。それぞれの捨て方はオイルヒーターの処分方法と石油ファンヒーターの処分と灯油処理で詳しく解説しています。

ストーブを自治体の粗大ごみで処分するといくら?
ストーブは多くの自治体で粗大ごみとして扱われ、料金は市で異なります。対応エリアではおおむね300〜900円が目安で、名古屋市は500円、豊田市は300円、浜松市は310円、岡崎市は900円です。豊橋市は戸別収集が500円で資源化センターへの持ち込みは無料など、自分で運ぶと割安になる市もあります。粗大ごみの基準サイズは市で30〜60cmと差があるため、申し込み時に確認します。
対応エリア7市の料金は下表の通りです。市名をタップすると各市の公式ページを確認できます。いずれも各市の公式情報にもとづく目安で、品目のサイズや重量で区分が変わる市があります。
| 市 | ストーブの料金 | ポイント |
| 名古屋市 | 500円 | 250/500/1,000/1,500円の4区分。自己搬入は10kgごと200円。収集は事前申込制 |
| 豊田市 | 300円 | 納付券300円/枚。自己搬入は10kgごと200円。清掃事業所への持ち込みも可 |
| 岡崎市 | 900円 | 900/1,200/1,500/1,800円の区分。中央クリーンセンターへ自己搬入なら100kgまで無料 |
| 豊橋市 | 戸別500円/持ち込み無料 | 戸別収集は500/1,000/1,500円。資源化センターへの持ち込みは無料 |
| 浜松市 | 310円 | 連絡ごみ処理券1枚。公式に「ストーブ(灯油や乾電池を抜いてから)」と明記 |
| 静岡市 | 1点520円 | 不燃・粗大ごみ。一辺60cm以上が大型ごみ。公式に「中身を空にして出す」と明記 |
| 富士市 | 集積所(品目別の手数料なし) | 燃料を抜き乾電池を外して集積所へ。公式の分別ルールに明記 |
持ち込みができる市では、自分で運ぶことで料金が無料や割安になります。豊橋市の資源化センターは持ち込み無料、岡崎市の中央クリーンセンターは100kgまで無料、名古屋市も自己搬入なら10kgごと200円で済みます。
灯油を抜く工程は、自治体のルールにも書かれています。静岡市は石油ストーブを不燃・粗大ごみとし、公式ページで「中身を空にして出す」と案内しています。富士市はストーブを集積所に出す方式で、公式の分別ルールに「タンクと本体底部の灯油を必ず抜き、乾電池を外す」と明記されています。
浜松市も連絡ごみの案内で「ストーブ(灯油や乾電池を抜いてから)」と明示しています。粗大ごみに出す場合も、灯油を抜く手順は欠かせません。
ストーブは売れる?買取できるモデルと相場は?
古いストーブでも売れます。製造7年以内で動く石油ストーブ、武井バーナーなどのブランド品、アラジンのレトロ品、FF式やガス赤外線ストーブは買取の対象です。ウレルヤでは武井バーナーのレトロストーブを55,000円、コロナのFF式を31,500円で買い取りました。一方で量産品や年式の古いものは100〜500円ほど、状態によっては値がつかない場合もあります。
石油ストーブや電気ストーブは家電にあたり、買取の基本的な目安は製造7年以内です。新しく、動作に問題がなく、サビや汚れが少ないほど査定は上がります。
ただし、この目安が当てはまらないモデルがあります。武井バーナーやアラジンのようなブランド・レトロ品、コロナやリンナイのFF式・ガス赤外線ストーブは、年式を問わず買取の対象になります。希少性や根強い人気、海外でも引き合いがあるかどうかが値段を支えるためです。
買取の判断材料は、点火するかどうかという動作、本体のサビや傷汚れの程度、そして給油ポンプや説明書などの付属品の有無です。中古市場での実取引価格を基準に査定します。
実際の買取金額は下表の通りです。中古市場での実取引価格をもとにした買取額で、いずれもウレルヤでの実績です。
| ブランド・型番 | 年式・状態 | 買取実額 |
| 武井バーナー パープルストーブ 501Aセット | レトロ・傷汚れあり | 55,000円 |
| コロナ FF式輻射床暖ストーブ UH-F7021PK | 2021年製・傷汚れあり | 31,500円 |
| リンナイ ガス赤外線ストーブ R-1290VMSⅢ-402(都市ガス) | 2015年・傷汚れあり | 18,000円 |
| コロナ 石油ストーブ RX-2919WY(電池式) | 2019年製・動作確認済 | 2,600円 |
| アラジン 小型石油ストーブ AKP-S248 | 点火OK・本体サビあり | 1,000円 |
| トヨトミ 石油ストーブ RCA-202 | 傷汚れあり | 500円 |
| ナショナル OS-54C 開放式石油ストーブ(松下電器) | レトロ・状態が悪い | 200円 |
| SHARP my pechika HSR-23D | レトロ・やや傷汚れ | 100円 |
同じ「古い石油ストーブ」でも、武井バーナーの501Aセットは55,000円、ナショナルのOS-54Cは200円。250倍以上の差がついた。
どちらも年季が入っていて本体のサビや傷汚れもあるのに、ここまで開く。値段を分けたのは、ブランドの希少性と、海外でも引き合いがあるか、そして点火するかどうかという一点だった。「こんな古いの売れるの」と半信半疑で持ち込まれることが多いが、武井バーナーやアラジンは古さがそのまま価値になる。
ストーブ以外の家電も、年式が買取の目安になります。冷蔵庫や洗濯機など品目ごとの基準は、家電は何年まで売れる?種類別の買取基準で確認できます。

引越し・買い替えで手放すなら、いつ・どの方法がいい?
ストーブを手放すなら、売れるモデルは暖房需要が高まる9〜1月に売るのが最も得です。2〜8月のシーズンオフは在庫リスクで買取額が約50%下がるため、急がないなら秋まで待つ選択肢もあります。手順は、①売る(9〜1月・ブランドや動作OK)は出張・持ち込み買取、②壊れて動かないものは蒲郡店への持ち込みで無料回収、③粗大ごみは最終手段、の順で考えます。
判断の順番は、まず「売れるか」から考えます。製造7年以内で動くもの、武井バーナーなどのブランド・レトロ品なら、出張買取か持ち込み買取に回します。次に、壊れて動かないものは蒲郡店への持ち込みで無料回収できます。それも難しい場合の最終手段が、自治体の粗大ごみです。
売る時期で金額は大きく変わるのが実情です。暖房を使う9〜1月は需要が高く高値がつきやすい一方、2〜8月のシーズンオフは買取店の在庫リスクが上がり、査定額は約50%下がります。高く売れるモデルほど、この売り時を外さないことが効いてきます。
注意したいのが、春の引越しシーズンです。1〜3月は手放す人が増えて買取店に在庫が集まり、供給過多で査定額はむしろ下がりやすい時期です。「引越し前に売れば高い」というのは逆で、急がないなら秋の買い替え時期まで待つほうが得な場合もあります。
フリマアプリやネットオークションで売る方法もありますが、灯油が残っていると危険物にあたり配送できません。出品前に灯油を抜く手間がかかります。出張買取や持ち込み買取なら、灯油の処理も含めて現場で対応できるぶん楽です。
同じ季節の暖房器具では、こたつも使う時期が限られるぶん売り時が分かれます。こたつは買取できる?売れる条件と賢い処分方法もあわせて参考にしてください。【画像指示】カレンダー上に9〜1月の高値期と2〜8月のシーズンオフを色分けした、売り時がわかる図解。
ストーブの処分でよくある質問
ストーブは灯油を入れたまま捨てられますか?
いいえ。引火の危険があるため、灯油を抜いてから出します。乾電池も外します。灯油が残ったストーブは自治体も回収業者も受け取りません。
抜いた灯油はどこで処分できますか?
ガソリンスタンドや灯油販売店で引き取ってもらえます(無料の場合が多く要事前確認)。下水や土に流すのは厳禁で、消防法上の危険物第4類にあたります。
古いストーブでも売れますか?
製造7年以内で動くもの、武井バーナーなどのブランド・レトロ・FF式などは売れます。量産品や低年式は100〜500円ほど、または値がつかない場合もあります。
壊れたストーブも引き取ってもらえますか?
蒲郡店への持ち込みなら無料回収できます。出張は他の不用品とまとめてのご依頼で対応できます。安全のため灯油は抜いた状態が望ましいです。
ストーブを高く売るタイミングは?
暖房需要が高まる9〜1月が高値傾向です。2〜8月のシーズンオフは約50%下がりやすくなります。
愛知県・静岡県以外でも対応していますか?
愛知県全域・静岡県全域に対応しています(FC加盟店含む)。
まとめ:灯油を抜き、売れるものは買取から
ストーブの処分は、まず灯油を抜き、乾電池を外すところから始まります。抜いた灯油はガソリンスタンドや灯油販売店へ持ち込み、下水や土には絶対に流しません。
捨てる前に一度考えたいのが買取です。製造7年以内で動く石油ストーブや、武井バーナー・アラジンのようなブランド・レトロ品、FF式やガス赤外線ストーブは値段がつきます。売るなら暖房需要が高まる9〜1月が有利で、春の引越しシーズンはむしろ査定が下がりやすい点も覚えておくと損をしません。
自治体の粗大ごみは、対応エリアでおおむね300〜900円。持ち込みで無料や割安になる市もあります。売れるものはまず査定に出し、売れなければ無料回収や粗大ごみへ、という順番が、手間もお金も一番ムダがありません。
ストーブの査定・買取・回収はウレルヤへ
売れるか分からない、壊れている、灯油が残っている。どの状態でも、まずは査定からで大丈夫です。売れるものは買取に、難しいものは蒲郡店への持ち込みで無料回収できます。
ウレルヤは古物商許可を持つ買取業者として、愛知県全域・静岡県全域でストーブの査定・買取・回収に対応し、累計5,000件以上の買取実績があります。
お電話:0120-014-666(9:00〜19:00・年中無休)
▶ 愛知県の不用品買取・出張買取は愛知県の不用品買取ページ
▶ 静岡県の不用品買取・出張買取は静岡県の不用品買取ページ



